三村大悟個展「終焉と誕生」が終了しました。
2024.08.08
体験宿泊施設 布流久佐は、当時隣の佐久市にあった築150年の土蔵が解体されると耳にしたことから始まりました。
立派な土蔵がこのままゴミになってしまうのはもったいないと、新津技建のある佐久穂町平林に2022年に移築。
全ての建材をばらし、また組み直したのちに断熱などの現代技術を取り入れつつ再生させた建物です。
そして2024年7月7日から7月31日まで、八千穂にアトリエを構える高校1年生の現代アーティスト、
三村大悟さんの個展「終焉と誕生」を布流久佐の内覧会を兼ねて行いました。
三村大悟さんは役割を終えた材料を使って制作することも多く、
「大悟さんに描いてもらえたら…」と集まったそうです。
さまざまな素材たちに再び命を吹き込んだ作品の数々が布流久佐に並びました。
布流久佐開業の想いと彼の作品が、古いものを活用して新しく甦らせる点において
「終焉と誕生」というテーマで繋がり、素晴らしい展示となりました。
県内外問わず多くの方がご来場してくださり、作品と布流久佐の様子を見ていただきました。
おかげさまで多くの作品が旅立ち、2度と同じ展示をすることはできませんが…。
ぜひまた三村大悟さんの個展を行っていただきたいと思っております。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。