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竹林から始まる、昔ながらの手仕事

POSTED / 2026.02.05

竹林から始まる、昔ながらの手仕事

布流久佐で使う道具を、できるだけ自分の手で作ってみたい。そんな思いが芽生え、地元の方に教えていただくことになりました。まず取りかかったのは、材料となる竹ひごづくり。道具づくりの第一歩は、やはり素材を知ることから始まります。

案内していただいたのは、近くに広がる静かな竹林。風が吹くたびに葉が揺れ、サラサラとした音が耳に心地よく響きます。竹の太さや節の位置、まっすぐさを確かめながら、一本一本丁寧に選んでいきます。

竹を採って帰ってきたら、いよいよ竹ひごづくりの工程へ。

必要な長さにのこぎりでカットし、竹ひごになるよう細く割っていきます。

使う道具は、のこごりや小さなナタ、木片、手ぬぐいなど、どれも身近にあるものばかりで女性でも問題なく扱えます。竹の繊維の向きや力を入れる角度など、うまくいくとパカっと割れて気持ちいいです。

手を動かしながら生まれる何気ない会話もとても心地良いです。竹細工の技術だけでなく、その土地で生きてきた人の記憶や暮らしの風景まで、そっと分けてもらっているような気持ちになります。

そして、削ったあとの竹ひごのカスは、薪ストーブの焚き付けに使えるのだそうです。無駄なく活かすその知恵にも、昔ながらの暮らしの温かさを感じました。