藍染が体験できる宿として
POSTED / 2024.08.08
お泊まりいただいたお客様には藍染体験をしていただくことが可能です。
5月にはスタッフと共に藍を育てる畑を管理してくださっている方のところに行き、苗の植え付けを行いました。
藍はタデ科の植物です。8月下旬の刈り取りまで信州の太陽と雨水を吸収してぐんぐんと育つことでしょう。
藍染は藍の葉を刈り取るだけでは終わりません。染料を発酵させる必要があります。
それを「蒅(すくも)」といいます。
自社栽培した藍の葉を自然発酵させ藍立てした染料の「すくも」には、化学薬品は一切使用しておりません。
そのため染めた日の「すくも」の状態や、湿度、温度により染まる色の濃度が一定ではありません。
確かに化学薬品を入れると管理が手軽にでき、藍の色もある程度一定に染まり安定した体験ができるのですが、お客様には自然由来のみの純粋な藍染体験をしていただきたいという想いがあります。
その点をご了承いただき、ぜひ当施設での藍染をお楽しみください。