味噌仕込み
POSTED / 2025.03.12

3月頭、今まで降らなかった雪が一気に来たというくらい佐久穂に雪が積もりました。
雪かきは大変ですが、雪化粧した庭園はとても美しいです。
そんななか、布流久佐に隣接する会社の事務所ではストーブの前でせっせと大豆の選別中。
味噌仕込みの準備が進んでいきます。
真冬の井戸水が冷たすぎる…!!
心臓ドクドクさせながら、大豆を洗い、一晩浸しておきます。
次の日。
朝から大豆を蒸していきます。
蒸し器から上がる湯気が美しく、昔はこんな光景が当たり前だったのかなと想いを膨らんでいきます。
様子を見にきてくれた方が味見をしながら、
幼少期の味噌仕込みの思い出やちょっとした作り方の工夫を教えてくれます。
あとは、大豆を潰してみんなで麹と塩を混ぜ込みます。
色んな人の手が入ると常在菌が入り、より一層美味しくなるんだとか。
味噌玉を握る手からお人柄が伝わってきます。
なんと美味しい賄いまで作ってくださり
釜戸でご飯を炊いて、みんなで少し遅めのお昼ご飯をいただきました。
気づけば、乾燥していた手が麹のおかげでスベスベに。
自然の力ってやっぱりすごい…!!
来年から味噌仕込みもイベントとして行っていきたいです。