佐久穂町にある一棟貸しの蔵宿 布流久佐(ふるくさ)
布流久佐を運営する新津技建は、昔ながらの大工の技術である伝統構法の継承を理念とする、長野県佐久穂町の地域工務店です。築150年の土蔵との出会いは、佐久市在住の家主から、解体依頼を受けたことに始まります。土蔵は調査段階で、優れた建築技術を内包していることが分かり、宿泊施設として移築活用をすることを決意しました。構想から3年、新津技建が事業主体となり、外部設計士や職人の力をお借りしながら、現在の布流久佐へと生まれ変わりました。
二度の移築を経て現在の姿となった布流久佐。暮らしの知恵を活かした家づくりが見えてきました。
プロジェクトでは地域の方にご参加いただき、共に解体作業を進めながら先人が培ってきた技術に触れました。
現役大工が昔ながらの伝統構法を用いて、現在の布流久佐所在地に土蔵を移築させました。
地域の職人が集結し、土蔵の造りを生かした蔵宿が形になっていきました。